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リバタリアンに踊らされる世界経済

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アメリカの債務超過引上げ問題はぎりぎりに妥結し、リーマンショック以来の打撃からはひとまず逃れられた。とニュースは言っている。

もともとアメリカはリバタリアンが10%から20%存在すると言われている。リバタリアンとは、政治や社会からの介入を最小限にすることを望む人々であり、そのメンバーがティーパーティーとして集い、政治の介入を最小限にしようと常に画策している。今回の騒動もオバマケアと言われる社会保険制度に対する修正を目的としていて、問題となった債務超過の問題は人質に過ぎない。

私も社会に決められたルール、常識によって自動的に労働が再分配される仕組み(社会保険制度や年金制度がその最たるものであるが)が好きではない。  そういった仕組みを少しでも減らしたい。減らしてほしいと望んでいる。 しかし、最近そういった仕組みを変えるということが良いのかについては、変えなくても良いのではないかと思うようになった。

介入を望まず、自分の力で何とかしたいと思う人はやはり全体の10%程度なのだと思う。それが良いかどうかはともかくとして少数派なのである。そしてその10%は、介入されたとしても自分なりにその受け入れ方、反発の仕方を心得ているのだ。一方、介入を望み、社会に生きることを望む大多数は、そのような変化に耐えうるものではない。

オバマケアに問題はあるだろうが、大多数の社会に生きる人を救うことは間違いないと思う。 たとえオバマケアの施策がすべて実行されたとしても自分の力でその対処を取れるリバタリアンたちが、世界経済を人質に取りその主張をすることに違和感を感じざるを得ない。

中小企業の経営者はどうしてもリバタリアン的な思想を持ちがちであるが介入を望む人のケアについても考えていかなければならないと思う。

 

 

 

 

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プロフィール

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面来 周一


技術士(情報工学)

CCアーキテクト(株)

代表取締役専務


Shuichi Menrai

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