ビジネスマンである以上、広い知識が必要である。
自分の従事している仕事と関係ないことでもどこまで広く知識として知っていて、それをあたかも当然のこととして生かせるかにその価値はかかっていると私は思う。
それにはやはり書籍を読むことが必要になってくる。ただ、書籍は読むのに3,4時間はかかってしまう。これでその時間をかけただけのパフォーマンスがあればよいのだが、ほとんどの場合、役に立つ知識は本全体の10%程度である。(もちろんそれに勝る良書はあるが。。。)
通勤途中で読んだとしても、数日に分けて一冊を読むことになるが、自分の従事する仕事や本当に興味のあると初めから分かっていることならいざ知らず、大して興味もわかず、役に立たなかったりすることに数日かけてしまったと思うと、何だか無駄な時間を費やしてしまったやに感じる。
そこで、私はそういった広い知識を得る目的の場合は積極的にマンガを読むことにしている。最近ではマーケティングであったり会計であったりに加えて、物理学やら数学やらもマンガ化されており、ポイントだけを読み取ることが可能だ。もちろん、ほとんどはありきたりのストーリで先生が生徒に教える的なものにはなるが、何より30分から1時間で読み切れてしまうというメリットが大きい。
通勤時間やちょっと空いた時間に読み切ることができるし、それで何も得られなかったとしてもさほどの落胆はないので積極的に新しい分野に興味を広げられる。
どうしても本屋で見ると安っぽい感じがして手に取りにくいが、読んでみるとなかなか内容は本格的なものが多い。書籍を目の前にするとなかなか時間を作れない人も、ビジネスマンとしてのベースを作る策の一つとして取り入れてみてはいかがだろうか。
実際に役に立ったマンガについては今後追って書いていきたいと思う。